製缶工事の流れをご紹介!
- 2023.03.20
愛知県豊橋市に拠点を構える「株式会社 宮城工業」では、製缶・配管・溶接工事を承っております。
今回は製缶工事の流れについてご紹介いたします。
1.切断、穴あけ
切断、穴あけ工程では、一般的に数mm~十数mmの分厚い金属板を切断機やマシニングセンタを用いて加工を行います。
かつて切断の精度は職人の技術に左右されていましたが、今日ではコンピュータ制御が可能になっています。
2.曲げ
曲げ工程では、ダイと呼ばれる型やロールベンダーと呼ばれる機械を用いて板を曲げます。
3.溶接・組立
製缶加工の溶接では、アーク溶接を用いることが一般的です。
切断・曲げ加工を施した板材を溶接して組み立てていきます。この時、溶接による歪や熱応力、残留応力を考慮した溶接・組立を行うのがポイントです。
4.熱処理
組立て品の残留応力を除去する工程が熱処理になります。
鋼材を一定の温度まで加熱した後に徐冷することで、内部応力の除去と加工性の向上を図ることができます。
5.仕上げ
必要に応じて旋盤やマシニングセンタなどの機械を用いて表面処理を行います。
ショットブラストと呼ばれる微細な金属粉を高速で吹き付けて表面処理する方法もあります。
弊社は製缶工事のプロフェッショナルとして高い品質の製缶工事を承っております。
ご用命のお客様はぜひ弊社までお問い合わせ下さい!