製缶加工とは
- 2022.12.20
愛知県豊橋市に拠点を構える「株式会社 宮城工業」では、鍛冶・製缶・機械設置・配管・塗装・足場や溶接などの工事一式を受け負っております。
今回は製缶加工についてご紹介いたします。
製缶とは、鉄やステンレスなどの金属を切断や曲げの加工・溶接などを行いクレーンや船の部品、建物の骨組みなどを作り出す加工のことを言います。
また一部、機械を用いてより複雑な形状の構造物を作り出す事から、板金加工とは区別して考えられます。
以下に製缶加工の流れをご説明いたします。
1.図面展開
製缶図から、切板一品図に展開を行います。その際、溶接時の縮代、機械加工代、曲げ余長なども反映して作業現場で作業性を高めます。
2.溶断
溶断ではガスやプラズマの溶断設備を使用します。切板の形状・精度を考慮したうえで、切断方法を確定し作業します。
3.穴あけ加工
ラジアルボール盤でキリ穴、タップ穴などの製缶前の前加工、荒化工を中心に加工を行います。
4.曲げ加工
横押しプレス機で主に製品の歪み取りを行います。折り曲げ、R曲げ、コニカル曲げなどの各種曲げ加工を行います。
5.溶接
6.組立て
架台やフレームなどは溶接組立てやボルト組立て作業で組み上げます。
7.検査
検査基準に則り、検査を行い品質チェックを行います。
製缶工事をご用命のお客様はぜひお気軽に弊社までお問い合わせ下さい。